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作家さんと二人三脚で、自分らしい編集スタイルを築く!

A.T さん
ゼロサム編集部
2019年入社
PROFILE
前職は編集プロダクションで、マンガの関連書籍編集などを担当。新卒の頃から憧れだったマンガ編集者を目指して一迅社に入社する。ゼロサム編集部の編集者として、作家探しから企画、原稿チェックなどに携わる。好きな作品は「モブサイコ100」「HUNTER×HUNTER」。 これまで一迅社で手掛けた作品は、「銭湯とヴァンパイア」「冷血悪女による無垢な王子の利用法」「聖猫の癒やし係~役立たずと言われましたが、もふもふ聖猫を癒やす力に目覚めました~」など。
マンガ好きの一歩先に踏み込んで、 新卒の時からの夢だったマンガ編集者に。
マンガが大好きだったので、新卒の時からマンガ編集者を目指していたんです。でも、ご縁がなかったので編集プロダクションに就職して、マンガ雑誌の記事ページ編集や作品のファンブック制作などに携わっていました。1年半ほど勤めていたのですが、やっぱり夢は諦められなくって……!転職先を探していたところ、一迅社のゼロサム編集部の求人を見つけたんです。女性向け作品のなかでも、恋愛とかファンタジーとか、幅広いジャンルを扱っているところに魅力を感じました。前職のポートフォリオを提出して基本的な技術を身につけていること、あとは「こんな作家さんとこんな作品を作りたい」とやりたい企画を具体的に話したところ、運よく採用いただけました。やっと憧れの仕事に挑戦できるんだ!って……とにかく、めっちゃ嬉しかったです。


SNSやコミケで自ら作家さんを探し、 ヒット作のリリースを目指す日々。
編集者として企画の立案やキャラクターデザイン、ネームや原稿、校正紙などのチェックを行うのが主な仕事内容です。また、写植指定や告知作業、雑誌の記事ページの編集作業など、少数精鋭の組織だからこそ幅広い仕事を任せてもらってます。作家さん探しも大事な仕事です!SNSやコミケで気になる作家さんに声をかけるなど、自分の足で探してます。企画を提案するときは、世の中でどんな作品が求められているかを意識しています。 仕事で一番楽しい瞬間は、面白いネームが上がってきた時です!面白い作品はネームの時点で違うんですよね。でも、ネームの修正依頼はいまだに緊張します。作家さんに嫌な思いをさせてしまってないかなって……。作家さんと編集者は二人三脚で作品を作るので、相手を思いやりながら具体的な課題点を伝えることを心がけています。
自分の好きを追求するか、市場のニーズに応えるか。 自分らしい編集スタイルを見つけて成長したい!
どの作家さんにも「安心して仕事ができる」と言っていただけるような編集者を目指しています。部署としてはメディアミックスにつながるヒット作を出すことも目標としているので、その点も意識したいです。そのためにも、売れている作品がなぜ受けているのか、その背景や理由を今まで以上に深掘りして分析したいですね。編集者の先輩方を見ていると、作品作りには2パターンあると感じていて。1つは、自分の好きなものを作品にしていくタイプ。もう1つは、市場を分析して戦略的に作品を作るタイプです。ヒット作を継続的に出すためには、こういった自分のスタイルを作り上げることが大事だなぁと思ってます。まだ自分に合った編集スタイルを見つけられていないので、もっともっと試行錯誤して自分なりの型を作っていきたいです!
作品紹介

左:悪役のご令息のどうにかしたい日常/ふわいにむ:コミック 馬のこえが聞こえる:原作 コウキ。:キャラクター原案
左から2番目:王太子妃になんてなりたくない‼/黒木捺:コミック 月神サキ:原作 蔦森えん:キャラクター原案
真ん中:お狐様の異類婚姻譚/いなる:コミック 糸森 環:原作 凪 かすみ:キャラクター原案
右から2番目:男運ゼロの薬師令嬢、初恋の黒騎士様が押しかけ婚約者になりまして。/麦崎旬:キャラクター原案・コミック 柊一葉:原作
右:孤高のぼっち令嬢は初恋王子にふられたい/青井リオカ:コミック 藍川竜樹:原作 くまの柚子:キャラクター原案
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最近はデジタル化が進んでおり、紙で赤入れすることは少なくなってきました。
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入社してからこれまで手掛けた作品たちです。
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場面にあったフォントを設定するのも、編集部で行います。