ふつつかな悪女ではございますが11 ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~

作 : 中村颯希 絵 : ゆき哉

2025年9月30日/ISBN 9784758097581/四六判 定価:1,540円(税込)

シリーズ累計400万部突破!(電子書籍含む)

三雛女、妓楼に潜入捜査!?
大逆転後宮とりかえ伝、第六幕「絢爛豪華! 金領」後編!

西琉巴王国の第一王子・ナディールの歓待に成功した黄 玲琳と朱 慧月、そして金 清佳。
さらに夜市で起きた麻薬騒動も、玲琳と慧月の入れ替わりで危機を脱した……のも束の間。
「わたくしたち、妓楼に潜入するのが手っ取り早いと思いますの」
このまま黙っていられない三人は、黒幕の拠点『天香閣』に乗り込むことに!
気合十分で臨んだ玲琳たちは潜入して早々、妓楼の頂点に君臨する妓女『天花』に近づくのだが……
「今度の新入りは、いったいどんなじゃじゃ馬だい」
美しきその人は、清佳のかつての幼なじみの琴瑶で!?
排他的な妓女たち、証拠が見つからないまま迫る期限、そして次第に浮かび上がってきた衝撃の真実とは――。誓いと涙の第11巻。