
ふつつかな悪女ではございますが9 ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~
作 : 中村颯希 絵 : ゆき哉
2024年10月2日/ISBN 9784758096805/四六判 定価:1,430円(税込)
大逆転後宮とりかえ伝、第五幕「道術我慢の鎮魂祭」堂々決着!
『慈粥礼』を執り行うため、入れ替わった姿のまま国境沿いの地・丹關までやってきた玲琳たち。
アキムの凶行もはねのけ形勢を逆転させた一行はこれまで隠されていた皇帝・弦耀の情報を得て、ついに反撃の狼煙を打ち上げる!
問題解決の鍵は、『入れ替わりの術』、そして『二十五年前の因縁』。
国の最高権力者である弦耀に、禁忌とされてきた道術を、そして慧月自身を認めさせるため玲琳は壮大な計画を実行する――!
「わたくしの大好きなほうき星は、国を滅ぼす凶兆などではなく、人々に幸福を授ける瑞兆です」
絆と信念を守る第9巻。