著:中村 颯希、イラスト:ゆき哉
WEBで大人気! 入れ替わり逆転中華ファンタジー!
『雛宮』――それは次代の妃を育成するため、5つの名家から姫君を集めた宮。
蝶々のように美しく、でも虚弱な姫、黄 玲琳は、周囲から嫌わて鼠姫と呼ばれる、朱 慧月に精神と体を入れ替えられてしまった!
慧月の姿になってしまった玲琳、今まで優しくしてくれていた人達から蔑まれ、最悪の環境におかれるのだが……。
「なんて健康な体でしょう! う、うらやましい……っ」
隣り合わせの"死"とずっと戦ってきた姫は、実は鋼のメンタルだった――!!
ISBN 9784758093231 / 四六判 定価:1,320円(税込) 2020年12月28日発売
著:中村 颯希、イラスト:ゆき哉
悪女と呼ばれる嫌われ者の雛女、朱 慧月と、身体を入れ替えられてしまった愛され雛女の黄 玲琳。
しかし
「あなた様が……玲琳様なのですね!?」
ついにその正体に気づいた者が現れる。玲琳付きの女官、冬雪だった。
そこから一気に慌ただしくなる玲琳の周囲。
次第に尭明、辰宇たちも、自分たちが感じていた違和感の正体に気づきはじめ……。
胸が躍る入れ替わりの生活も、そろそろ終わり。
玲琳たちを陥れようとする金家の女官、その裏に見え隠れする"ある"人物。すべての真相を明らかにすべく、玲琳が動き出す――!
WEB版から大幅加筆&新エピソード大量投入の第二巻!
ISBN 9784758093705 / 四六判 定価:1,320円(税込) 2021年6月2日発売
著:中村 颯希、イラスト:ゆき哉
「豊穣祭の開催地は、南領だ」
雛女になってはじめての外遊先に選ばれたのは、雛宮一の嫌われ者、慧月の領地だった!
後見の妃もいない中で、準備に追われる慧月。
玲琳はそれを全力でサポートしながらも、はじめての外遊に心を躍らせていた。
しかし……。何者かから儀式を妨害された慧月は、焦りのあまり力が暴走!
またしても玲琳と慧月の身体が入れ替わってしまった!
そんな混乱の最中に、慧月を攫おうと企む邑の民まで現れ、なぜか玲琳は兄とともに自ら捕虜となるのだが……!?
身動きの取れない尭明、独自に追いかける辰宇、そして過保護な玲琳の兄たちが大暴走する第三巻!
ISBN 9784758094122 / 四六判 定価:1,320円(税込) 2021年11月2日発売
著:中村 颯希、イラスト:ゆき哉
「なぜ……わたくしは止められなかったの……」
嫌われ者の雛女、慧月と入れ替わったまま邑の民に攫われた玲琳。
邑を襲った疫病が一段落した頃、頭領の雲嵐が凶刃に倒れた。
死の淵をさまよう彼の姿を見て、玲琳は激しく動揺し、消沈する。
その様子は辰宇や景行から見ても危ういものだった。
一方、慧月は闘志を燃やしていた。
尭明や景影らの心配をよそに、雛女たちが集まる『茶会』を決行!
女同士の腹の探り合いの中、慧月を貶めようとする藍 芳春の毒牙をくぐり抜け、反撃に出るが……!?
外遊先で起こった、慧月への執拗な嫌がらせ、祭りの妨害に伝染病。
その大きな悪意は玲琳と慧月の心に、否応なしに変化をもたらしていく――。
大好評シリーズ第二幕、終結! 涙と決意の第四巻。
ISBN 9784758094535 / 四六判 定価:1,320円(税込) 2022年4月4日発売
著:中村 颯希、イラスト:ゆき哉
豊穣祭から三月が過ぎ、五家の雛女の序列が決まる中間審査――『鑽仰礼』の季節がやってきた。
雛女に与えられる課題は三つ。それを皇帝や国の重鎮が直々に審査を行うという、各家にとって重要な儀式。
この日に賭ける者、大きな重圧を背負う者……出自の違う雛女たちは、それぞれ想いを抱えながら、当日を迎えた。
一方、序列に興味のない黄 玲琳は、不安と緊張で固くなる朱 慧月を励まし、いつもの通り後押ししていくのだが――。
「あなたなんて大嫌い。顔も見たくない!」
「もう、よいのですわ。慧月様なんて」
二人の間に揉め事発生!? さらに今回は、玲琳自身が何者かから狙われ、課題の妨害をされて……。
玲琳がとうとう絶体絶命!? 五家の雛女がしのぎを削る、波乱尽くしの第五巻!
ISBN 9784758094979 / 四六判 定価:1,320円(税込) 2022年10月4日発売
著:中村 颯希、イラスト:ゆき哉
五家の雛女で序列を争う『鑽仰礼』。その途中で襲われ、命の危機に瀕した黄 玲琳だったが、朱 慧月の助けでどうにか窮地を脱し――玲琳と慧月は再び入れ替わった!
しかし、波乱尽くしの鑽仰礼も、残すところ「終の儀」のみ。
儀式中に受けた数々の妨害、きな臭い妃達と、様子のおかしい金 清佳と藍 芳春。
そして玄 歌吹の強い殺意と『凶行』……。
そのすべての理由、原因を知った玲琳は、雛宮にはびこる汚泥を一掃すべく、慧月とともに動きだす!
「復讐をするなら、速やかに、そして堂々と」
五家の雛女たちは力を合わせ、盛大で公明正大な復讐劇を開始する――!!
忌まわしき過去、そして自分自身と対峙する第三幕、終結!
ISBN 9784758095426 / 四六判 定価:1,430円(税込) 2023年4月4日発売
著:中村 颯希、イラスト:ゆき哉
「今、雛宮内で、入れ替わりを解消してはならぬ」――『鑽仰礼』がひと段落した後、玲琳は尭明にそう告げられた。
慧月が『道術』使いだと、決して周囲に気づかれてはいけない。万全を期して、城外で入れ替わりの解消をすることに決めた玲琳たちは、城下町で落ち合う約束を交わし、バラバラに雛宮を発つのだが……。
初めての屋台に目を輝かせる玲琳と、お目付け役の莉莉&尭明。
仲良く(?)お土産選びをする慧月と景彰と、なぜか酒で潰しあおうとする冬雪と景行。
そんな中、辰宇は市場で、王都を観光していた雲嵐に声をかけられて――。
誘拐、窃盗、乱闘騒ぎ……目の前で起こるトラブルを、彼らが見過ごせるわけもなく!?
果たして全員約束の時間に集まることができるのか? 大逆転後宮とりかえ伝、第四幕は「お忍び城下町」編!
ISBN 9784758095877 / 四六判 定価:1,430円(税込) 2023年10月3日発売
著:中村 颯希、イラスト:ゆき哉
大逆転後宮とりかえ伝、第五幕「道術我慢の鎮魂祭」、開幕!
皇帝が朱 慧月を監視している――怪しい隠密の動きを察知して、一度雛宮に戻った玲琳たち。
次なる一手は、近く執り行われる『鎮魂祭』に乗じて、入れ替わりの解消をすること。
しかし、またしても皇帝の妨害が!
隣国、丹との国境沿いの地域で、民に粥を施す『慈粥礼』を行うよう、雛女全員に命じたのだ。
その上、慧月の身体に入っている玲琳は、ほかの雛女と引き離され、劣悪な環境に赴くことに……。
「突然の炊き出しなんて無理難題よ」
「慧月様と一層離れてしまうことだけが気がかりです……」
道術が使えない慧月、孤立してしまう玲琳。監視の目に注意を払い、身動きが取りづらくなる二人に、ついに皇帝が自ら接触してきて――!? 絶体絶命の第8巻!
ISBN 9784758096324 / 四六判 定価:1,430円(税込) 2024年4月2日発売
著:中村 颯希、イラスト:ゆき哉
ALL書き下ろし&描き下ろし64ページ小冊子付き豪華特装版!
カバーイラストはゆき哉先生の描き下ろし! キャラクター人気投票で上位を獲得した3人が登場。
小冊子では、中村颯希先生大ボリューム書き下ろし! 玲琳と慧月、はじめての出逢いを描いたエピソード「幸か不幸か」、そしてゆき哉先生描きおろしイラスト満載、尾羊英先生のコミカライズ出張版も大収録!
ISBN 9784758096812 / 四六判 定価:1,980円(税込) 2024年10月2日発売
著:中村 颯希、イラスト:ゆき哉
大逆転後宮とりかえ伝、第五幕「道術我慢の鎮魂祭」堂々決着!
『慈粥礼』を執り行うため、入れ替わった姿のまま国境沿いの地・丹關までやってきた玲琳たち。
アキムの凶行もはねのけ形勢を逆転させた一行はこれまで隠されていた皇帝・弦耀の情報を得て、ついに反撃の狼煙を打ち上げる!
問題解決の鍵は、『入れ替わりの術』、そして『二十五年前の因縁』。
国の最高権力者である弦耀に、禁忌とされてきた道術を、そして慧月自身を認めさせるため玲琳は壮大な計画を実行する――!
「わたくしの大好きなほうき星は、国を滅ぼす凶兆などではなく、人々に幸福を授ける瑞兆です」
絆と信念を守る第9巻。
ISBN 9784758096805 / 四六判 定価:1,430円(税込) 2024年10月2日発売