神様のヨスガ
安寧 コミックス
とある村の外れの山奥に、"白面様"と呼ばれる神様が住んでいた。
白面は、痛みも悲しみも、苦しさも寂しさも、あらゆる負の感情を果実にして捨てる力を持っていた。
ある日、一人の幼い人間が白面に拾われる。
彼は立派な青年に成長し、いつしか白面に淡い気持ちを抱くようになっていた。
しかし、青年は数年前から身体に異変を感じはじめていて――。
人間と神様が紡ぐ、新しい愛と恋の物語。
【描き下ろしあり】
とある村の外れの山奥に、"白面様"と呼ばれる神様が住んでいた。
白面は、痛みも悲しみも、苦しさも寂しさも、あらゆる負の感情を果実にして捨てる力を持っていた。
ある日、一人の幼い人間が白面に拾われる。
彼は立派な青年に成長し、いつしか白面に淡い気持ちを抱くようになっていた。
しかし、青年は数年前から身体に異変を感じはじめていて――。
人間と神様が紡ぐ、新しい愛と恋の物語。
【描き下ろしあり】
高校三年生の昊仁には、ひとつ年下の幼馴染・青がいる。
品行方正、眉目秀麗、文武両道、才色兼備…そんな言葉がよく似合う青は、新生徒会長として校内の注目を集めていた。
――しかし、絵に描いたような優等生の青には、昊仁しか知らない一面がある。
それは、「キャパオーバーになると奇行に走る」こと。
反抗とも呼び難い、現実逃避のような〝奇行〟を起こす青を心配していた昊仁。
ある日、「捌け口」のひとつとして、友人から押し付けられたセーラー服を持って帰ることに。
…どうやら、昊仁が持ってきた〝それ〟を気に入ったらしい。
青の奇行は減り、代わりに「家でセーラー服を着る」という奇妙な生活が続いていた。
青が危うい状態から脱した、と安心したのも束の間…
昊仁は突然、青から「女の子みたいにしていいよ」と言われ――。
とある村の外れの山奥に、“白面様”と呼ばれる、白いお面をつけた神様が住んでいた。白面は、痛みも悲しみも、苦しさも寂しさも、あらゆる負の感情を果実にして捨ててしまえるという力を持っていた。
ある日、白面は一人の幼い人間を拾う。
時はそれから12年後、彼は立派な青年へと成長するが、いつしか白面に淡い気持ちを抱くようになっていた。しかし、数年前から自分の体にある異変を感じていて……。
これは、ある秘密を抱えた一人の青年と、人を愛する神様が「恋」へと歩む物語。