
俺の気持ちがわかるか
京一 コミックス
閉塞的な田舎町で育った二人は、幼い頃から一緒に行動し、マイペースな尋の面倒をしっかりもののシロが見てきた。
尋がなにかミスをするとシロがつっこみを入れる。
他愛もないじゃれあい。
それがいつしか、エスカレートしていく。
自分の行動に戸惑いながらも、尋を殴る力は日毎に強くなっていき――。
閉塞的な田舎町で育った二人は、幼い頃から一緒に行動し、マイペースな尋の面倒をしっかりもののシロが見てきた。
尋がなにかミスをするとシロがつっこみを入れる。
他愛もないじゃれあい。
それがいつしか、エスカレートしていく。
自分の行動に戸惑いながらも、尋を殴る力は日毎に強くなっていき――。
クラスで人気者の入江と、目立たない地味な中原。
ある日、中原の不注意で入江に怪我をさせてしまい、二人は話をするようになる。
そこで、中原は入江が思っていたよりも孤独で、繊細なことを知る。
元々人気者の入江に憧れていた中原はどんどん縮まる距離に喜んでいたが、突然、入江にキスをされて――。
埋まることのない溝は、人間の皮膚のように、二人を遮断させていく…。
綺麗なだけではない人間の内部を新鋭、京一が描く。