
「わたしが歩いた道を、見たものを、描いていくの。これは、わたしの地図」
父である国王の命を受け、辺境へと地図作りの旅に出た賢く若い王女「リーナ」と護衛の騎士たちは、正体不明の一団の襲撃を受け壊滅の憂き目にあったところを、流れの傭兵「ダール」に助けられる。
何があろうとも任務を全うしようとするリーナと臨時護衛に雇われたダールは、妖魔をかわし、夜盗を退け地図作り旅を続けていく中で宮廷の陰謀を掴むのだが、時を同じくして辺境の迷宮に眠っていた強大な何かが目覚める。
正統派ファンタジーの新鋭が贈る「本格マッピング・ファンタジー」
若いながらも歴戦の抜きんでた技量の剣士。
賊に襲われていたリーナたち一行に助勢したのをきっかけに、護衛として雇われて旅に同行することになった。
何かと報酬の銀貨を要求するため、傭兵らしいがめつさだと騎士のタルヴは眉をひそめているのだが、本人はそんなことは一切気にしてない。


元は占星術師である母親から習った天気予報と趣味の測量技術を駆使して、周囲の大人をあっと言わせることもしばしば。
地図を作る測量技術は並はずれており、ちょっとした趣味で作ったイーデン王都の城壁図が父王「オルトラ」の興味をひき、リーナの運命を変える旅が始まるきっかけになる。


成人して後、侍女としてリーナに仕えながらも、どこかイタズラっ娘な妹を見守るようなところがあり、リーナとも仲が良い。
ダールのことも、リーナに寄ってくる悪い虫ではないかと警戒している。
意外に体力があり、有事に備えて護身術の心得もそれなりにある。


リーナと違い王族としての気品を尊び、毅然とした王女であることを自らに課している。
そのため、奔放なリーナのことは王女としての自覚が足りないと不快に思っている。
一方で王族は政治・経済に精通しているべきとの信念から勉学に励み、若さに似合わぬ博識とカリスマの持ち主として王城では知られている。


リーナの旅に同伴した護衛たちのリーダーで、初老の騎士。実戦経験も豊富。
いかめしい顔をしているが、心根は優しい。
考えごとをしているときや、何かに強くや感心したときは、自然とヒゲをなでる癖がある。
あまりにタイミングよく現れたダールのことを、怪しい傭兵だと警戒している。

「わたしが歩いた道を、見たものを、描いていくの。これは、わたしの地図」
父である国王の命を受け、辺境へと地図作りの旅に出た賢く若い王女「リーナ」と護衛の騎士たちは、正体不明の一団の襲撃を受け壊滅の憂き目にあったところを、流れの傭兵「ダール」に助けられる。
何があろうとも任務を全うしようとするリーナと臨時護衛に雇われたダールは、妖魔をかわし、夜盗を退け地図作り旅を続けていく中で宮廷の陰謀を掴むのだが、時を同じくして辺境の迷宮に眠っていた強大な何かが目覚める……。
正統派ファンタジーの新鋭が贈る「本格マッピング・ファンタジー」
ISBN 9784758040686 / 文庫判 670円(税込)
2009年04月20日

